内山翔二郎
UCHIYAMA Shojiro
1984年神奈川県出身/在住。鉄を加工した外骨格と、既製品のギアやモーターを組み合わせて昆虫を制作し、レプリカのように細部まで再現するのではなく、観察から特徴を捉え形に起こすような作品を生み出している。2013年、第16回岡本太郎現代芸術賞特別賞受賞。
紙魚2023
Art
EBUNE×あぐり
EBUNE×AGURI
移動する海民をモチーフとしたプロジェクト【EBUNE】は、19年瀬戸内国際芸術祭に始まり、全国各地の作家と共に土地に根差した展示など行い物語を紡ぐ。大阪で活動する【あぐり】は14年設立。争いのない場を広げるため、土器の野焼きや円空彫り、展示など行う。
EBUNE2019©︎瀬戸内国際芸術祭
Art
遠藤利克
ENDO Toshikatsu
1950年岐阜県高山市生まれ/埼玉県在住。1970年代より焼成した木、水、土、金属などを用い、〈円環〉、〈空洞性〉等を造形の核とする作品を発表。人間の根源を追求した物質感あるダイナミックな彫刻作品により、国内外で高く評価されている。
空洞説―Akiyama2010
Art
釘町彰
KUGIMACHI Akira
1968年神奈川県生まれ/フランス在住。和紙と天然岩絵具を使い、「光、時間、距離」をコンセプトに、文明の起源や人と自然の関係を問う始原的なランドスケープを描く。近年では映像作品も発表、精緻な絵画と映像によるインスタレーションを展開。
FOTOTECA©︎Katsuhisa Kida
Art
クワクボリョウタ
KUWAKUBO Ryota
1971年栃木県出身/岐阜県・東京都在住。1998年より電子デバイスを素材とした作品制作を始め、2010年以降は光と影によって観る人自身が内面で体験を紡ぎ出すような作品づくりを行う。情報科学芸術大学院大学[IAMAS](岐阜県大垣市)教授。
Lost Windows2013©︎市原湖畔美術館
Art
坂田桃歌
SAKATA Momoka
2001年大分県生まれ/東京都在住。生まれ育った大分の土地、祖母の畑や厩舎の牛、農耕用のトラックや雑木林を元にした作品を展開。街を俯瞰的に観察し、作家が見た景色や思い出の風景が巨大なキャンパス布に描かれ、作家と共に街を歩くような体験ができる。
緊張してお腹がいたくなる2024
Art
鈴木初音
SUZUKI Hatsune
1995年神奈川県生まれ/茨城県在住。植物を育てることを通じて得られる素材を用いた作品制作を行う。古くから人々が素材を手にし、生きるために加工してきたという事実を追体験し、自身を自然環境へと順応させることを目指す。
息にふれる2023
Art
田中望
TANAKA Nozomi
1989年宮城県出身/在住。場所との関わりの中で生じる表現について探究している。現場での体験や文献調査、聞き書きなどをもとに、場所と人との関係性を探り、絵画やエッセイなどで表現を行う。
山づと 〜みずぶき〜2022
Art
©photo by Kohei Shikama
津野青嵐
TSUNO Seiran
1990年長野県出身/神奈川県在住。精神科病院勤務と並行してファッションスクールで学び、3Dペンを使った衣装で2018年欧州最大のファッションコンペ『ITS』にて日本人唯一のファイナリストに選出。「ファット」な身体との付き合い方を、衣服の共同制作を通して研究中。
ねんねんさいさい2023©︎撮影:津野青嵐
Art
中﨑透
NAKAZAKI Tohru
1976年茨城生まれ。美術家。看板をモチーフとした作品をはじめ、パフォーマンス、映像、インスタレーションなど、形式を特定せず制作を展開している。2006年末より「Nadegata Instant Party」を結成し、ユニットとしても活動。2011年よりプロジェクトFUKUSHIMA!に参加、主に美術部門のディレクションを担当。
Red line in the forest2021©︎西川幸治/Koji Nishikawa
Art
西澤利高
NISHIZAWA Toshitaka
1965年岐阜県岐阜市出身/神奈川県在住。数多くのモニュメントの制作・発表などを行いながら精力的に活動しており、近年は芸術祭にて大型のインスタレーションを発表。オランダやメキシコでも大型彫刻の制作を行う。2022年、第29回UBEビエンナーレで大賞受賞。
DISTANCE2022
Art
平野真美
HIRANO Mami
1989年岐阜県岐阜市出身/在住。愛犬の遺骨の形を再現した作品や、架空の生物ユニコーンを実在の動物のように樹脂で骨、筋肉、内臓を精巧に成形し、生命維持装置につなぐ作品を制作。私たちが気付かぬうちに失った夢や希望・幻想を蘇生させる。
蘇生するユニコーン2014
Art
船川翔司
FUNAKAWA Shoji
1987年鹿児島県生まれ/大阪府在住。特定の環境や状況から得た経験に基づく作品を、多様な手法を用いて発表している。美術表現のみならず、音楽やパフォーマンス分野など活動の幅は多岐にわたる。
Weathering with island2021
Art
堀田千尋
HORITA Chihiro
1990年北海道出身/神奈川県在住。通り過ぎていくトラックシートや、空き地の色褪せたロープ。ただ「物」として存在している道具を、それらを作る・使う・処分するあらゆる人の介在によって「こと」として捉え、道具そのものを行為へと変換する作品を展開する。
覗きこむ2024©︎西山功一
Art
山内亮二
YAMAUCHI Ryoji
1986年岐阜県下呂市生まれ/愛知県在住。アジアの都市を巡りながら撮影活動を行ってきたが、近年は「変化し続ける地球環境に対して人々はどこに向かうのか」をテーマに、20世紀の遺産を日本に残る建造物や都市と地方の在り方のなかに探し求める。
Japan National Route41©︎Ryoji Yamauchi
Art
弓指寛治
YUMISASHI Kanji
1986年三重県生まれ/東京都在住。「自死」や「慰霊」をテーマに創作を続ける。2021年より「満洲国」を軸に過去の戦争について考えるためのプロジェクトを開始。2024年国立西洋美術館で路上生活者とその支援者達との交流を元にした作品を発表。以来、福祉にも強い関心を寄せる。
作品イメージ
Art
渡辺泰幸+渡辺さよ
WATANABE Yasuyuki+WATANABE Sayo
1969年岐阜県美濃加茂市生まれ/多治見市在住。陶を素材としたインスタレーションや、焼き物を叩いたり、触れて音を愉しむことができるオリジナルの「音具」をとおしてその土地の環境を感じる作品づくりを行う。
実の音2015©︎大地の芸術祭
Art